「あなたはナンバーワンになれる」もしそう言われたら、どんな反応をするでしょうか?
多くの方が「まさか」「無理だ」と感じるかもしれません。
しかし、西田文男先生の著書『No. 1理論』は、私たちの脳の使い方次第で誰もがNo. 1になれると説いています。
発売から27年以上経つ今でも、その内容は現代脳科学が後追いしていると言われるほど先進的です。
このブログでは、『No. 1理論』のエッセンスを、自分自身をNo. 1にするための最強のメンタルトレーニングとしてご紹介します。
目次
「成功脳」を育てる基本原則:プラス感情とプラスイメージ
『No. 1理論』の中核となる考え方は、プラスの感情とプラスのイメージを意識的に活用することで、脳を成功へと導くということです。成功は生まれ持った才能によるものではなく、脳の持つポテンシャルをいかに引き出すかにかかっています。
私たちの脳は、高性能なコンピュータのようなものです。しかし、不要な思考(例えば「どうせ無理だ」「できない」といったネガティブなアプリ)がバックグラウンドで動いていると、本来の能力を発揮できません。目標達成という「アプリ」をスムーズに動かすためには、脳の使い方を最適化する必要があるのです。
成功脳を育てるための5つの重要な要素
では、具体的にどのように脳を使えば、成功へと近づけるのでしょうか?
『No. 1理論』では、以下の5つの要素が重要であるとされています。
1.明確な目標設定と断固たる決意
- 成功への第一歩は、「自分はナンバーワンになる」と心に決めることです。
目標を掲げることで、脳はその目標を達成する方法を考え始めます。
- 目的地も現在地もわからないGPSでは道案内ができないように、
脳も明確な目標がなければ動き出すことができません。
- 「変わりたいな」という願望レベルではなく、本気で意思決定をすることが、
潜在意識と脳を成功に向けて,自動化させる鍵となります。
2.鮮明な成功イメージの構築
- 脳は現実とイメージを区別できません。梅干しを想像するだけで唾液が出るように、
成功した自分の姿を鮮明にイメージすることで、脳はそのイメージを現実だと認識し、
実現に向けて動き出します。
- 単に「成功したい」と願うのではなく、具体的な成功シーンを何度も繰り返し思い描くことが重要です。
- さらに、自分が成功することで誰を幸せにしたいのかを明確にし、その人が喜ぶ姿を想像することで、
より強力なモチベーションが生まれます。
3.ポジティブなセルフトークの実践
- 言葉には力があります。私たちが発する言葉は、一番近くで聞いている自分自身の脳に大きな影響を与えます。
- ポジティブな言葉を使うことで脳は肯定的な状態になり、情報処理能力や問題解決能力が高まります。
- 「こうなりたい」という願望ではなく、「こうなれる」「必ずうまくいく」と言い切ることで、
脳はその方向に動き始め、自己肯定感が強化されていきます。
4.行動と快の感情を紐付ける「No. 1ポーズ」
- 西田先生は、人差し指を高く突き上げる「ナンバーワンポーズ」を提唱しています。
このシンプルな動作を、成功のイメージや嬉しい感情と結びつけることで、
脳に「このポーズ=成功=快」という回路を形成します。
- ピンチや苦しい状況でもこのポーズを取ることで、脳は自動的に成功へのスイッチを入れ、
ポジティブな感情を呼び起こすことができるようになります。
- 重要なのは、嬉しい時やうまくいっている時に意識してこのポーズを取り、脳に 意味付けをすることです。
パブロフの犬のように、「ポーズ=快」という反応を脳に覚え込ませるのです。
握り拳を掲げるなど、自分にとってしっくりくるオリジナルの「ナンバーワンポーズ」を作るのも良いでしょう。
5.「成長思考」のマインドセット
- 成功への道は平坦ではありません。失敗はつきものです。
しかし、「成長思考」を持つ人は、失敗を恐れず、そこから学び、成長の糧と捉えます。
- 嫌なことや困難に直面した時も、「これは成長のチャンスだ」と捉え直すことで、
気持ちの浮き沈みを減らし、継続的な行動を促すことができます。
- スタンフォード大学の研究でも、成長思考を持つ学生は、
テストのスコアが大幅に向上したことが示されています。
まとめ
まずはできることからスタートしたいと思います。
まずはワクワクできることを少しずつやりたいと思っています。
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